100周年のごあいさつ
平素は土佐屋グループに格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。衷心より厚く御礼申しあげます。
さて、株式会社土佐屋は、本年8月26日に創業百周年を迎えることができました。大正2年8月26日、鹿児島県霧島市国分におきまして、金物類(釘・針金・スコップ等)販売を生業とする個人商店(加藤覚次郎商店)として開業いたしました。
戦後、昭和23年に、創業者の長男 加藤勉伯が株式会社土佐屋金物店を設立し、現在の土佐屋の基盤を築きました。
創業者の出身地は四国の徳島県であります。何故に「土佐屋」という社名にしたかと申しますと、創業当時に販売しておりました金物類は、その大半を高知県(土佐)で仕入れていたそうでありまして、会社設立の礎となった土佐の商品への感謝の意を込めて、社名にしたとのことです。
その後、金物販売をベースに、鋼材販売、セメント販売に進出し、さらに、生コンクリート工場やコンクリート製品工場を新設する等、事業拡大を図ってまいりました。
また、昭和47年に「かごしま空港ホテル」、昭和49年に「かごしま空港36カントリークラブ」、平成7年に「溝辺カントリークラブ」をオープンし、リゾート事業へも進出いたしました。
創業以来、現在まで、いろいろなことがありました。本当に厳しい時期もありました。百周年という記念すべき年を迎えることができたのは、ひとえに、皆様方のご支援、ご指導の賜物であります。深く感謝申し上げたいと存じます。
今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。